民主主義の革命 ─ヘゲモニーとポスト・マルクス主義

エルネスト・ラクラウ 著 , シャンタル・ムフ 著 , 西永 亮 翻訳 , 千葉 眞 翻訳

新たな「政治的想像力」へ

失敗に帰したマルクス主義の限界を乗り越えるべく、「根源的・自由主義的・複数的」な民主主義像を提示した、ポスト・マルクス主義の古典的著作。

民主主義の革命 ─ヘゲモニーとポスト・マルクス主義
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,760円(税込)
  • Cコード:0131
  • 整理番号:ム-6-1
  • 刊行日: 2012/11/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:432
  • ISBN:978-4-480-09494-0
  • JANコード:9784480094940
エルネスト・ラクラウ
エルネスト・ラクラウ

ラクラウ,エルネスト

Ernesto Laclau
1935年アルゼンチン生まれ。政治学者。同国での政治活動のため69年にイギリスへ亡命。現在、エセックス大学教授。主著に『資本主義・ファシズム・ポピュリズム』がある。

シャンタル・ムフ
シャンタル・ムフ

ムフ,シャンタル

Chantal Mouffe
1943年ベルギー生まれ。政治学者。現在、ウェストミンスター大学民主主義研究所所長。著書に『政治的なるものの再興』『民主主義の逆説』などがある。

西永 亮
西永 亮

ニシナガ リョウ

1972年生まれ。小樽商科大学准教授。政治思想史を専攻。

千葉 眞
千葉 眞

チバ シン

1949年生まれ。国際基督教大学教授。政治思想史を専攻。

この本の内容

新自由主義が台頭し、経済のグローバル化が進展するなか、政治的シニシズムが蔓延し始めている。こうした状況下で、新たな「政治的想像力」はいかにして可能か。本書はグラムシの思想のほか、ラカン、デリダといったポスト構造主義を摂取し、階級や革命的主体概念に依拠する古典的マルクス主義を脱構築、新たなヘゲモニー概念を提起したポスト・マルクス主義の記念碑的著作だ。反核運動や性的マイノリティ、フェミニズム、エコロジー運動など新しい社会運動と労働闘争との「節合」が必要と説く本書は、「ラディカルで複数的なデモクラシー」を構想するための必読書である。最新第2版の新訳。

この本の目次

1 ヘゲモニー―概念の系譜学(ローザ・ルクセンブルクのディレンマ
危機、零度 ほか)
2 ヘゲモニー―新たな政治的論理の困難な出現(複合的発展と偶然的なものの論理
「階級同盟」―デモクラシーと権威主義のあいだ ほか)
3 社会的なものの実定性を越えて―敵対とヘゲモニー(社会形成体と重層的決定
節合と言説 ほか)
4 ヘゲモニーとラディカル・デモクラシー(民主主義の革命
民主主義の革命と新しい敵対関係 ほか)

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