はじめてわかる ルネサンス

ジェリー・ブロトン 著 , 高山 芳樹 翻訳

芸術・学問の発展と宗教戦争…
華やかな時代の光と影

ルネサンスは芸術だけじゃない! 東洋との出会い、科学と哲学、宗教改革など、さまざまな角度から光をあてて真のルネサンス像に迫る入門書。

はじめてわかる ルネサンス
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,320円(税込)
  • Cコード:0122
  • 整理番号:フ-35-1
  • 刊行日: 2013/08/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:288
  • ISBN:978-4-480-09514-5
  • JANコード:9784480095145
ジェリー・ブロトン
ジェリー・ブロトン

ブロトン,ジェリー

ロンドン大学クイーン・メリー校教授。専門はルネサンス史研究。本書をはじめとする歴史書執筆のほか、BBCのテレビ番組の企画立案にも関与している。

高山 芳樹
高山 芳樹

タカヤマ ヨシキ

1947年、石川県生まれ。国際基督教大学卒業。翻訳家。

この本の内容

ミケランジェロにボッティチェリ、そしてダ・ヴィンチ―。「ルネサンス」といえば、イタリアで花開いた華麗な文化が思い浮かぶ。だがそれは、ルネサンスの上澄みの部分にすぎない。新大陸の原住民を武力で制圧して支配下に置き、アフリカ人の奴隷貿易で富を築く人々が現れた。その一方で、新しい印刷技術の力を背景に、ルターが既成教会に反旗をひるがえすと、たちまち苛烈な宗教戦争が勃発した。ルネサンスとは、文物交流の巨大なうねりの中で、華やかな光と深い影とが交錯した時代だったのだ。コンパクトでありながら「ほんとうのルネサンス」の姿を一望することのできる入門書。

この本の目次

序 ホルバインの絵
第1章 世界規模のルネサンス
第2章 人文主義者の手稿
第3章 教会と国家
第4章 素晴らしき新世界
第5章 科学と哲学
第6章 ルネサンスの書き直し

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