文章心得帖

鶴見 俊輔

読むと、自由になる

「余計なことはいわない」「紋切型を突き崩す」等、実践的に展開される本質的文章論。70年代に開かれた一般人向け文章教室の再現。
【解説: 加藤典洋 】

文章心得帖
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,056円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:ツ-4-2
  • 刊行日: 2013/11/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:224
  • ISBN:978-4-480-09580-0
  • JANコード:9784480095800
鶴見 俊輔
鶴見 俊輔

ツルミ シュンスケ

1922−2015年。哲学者。1942年、ハーヴァード大学哲学科卒。46年、丸山眞男らと「思想の科学」を創刊。65年、小田実らとベ平連を結成。2004年、大江健三郎らと「九条の会」呼びかけ人となる。著書に『アメリカ哲学』『限界芸術論』『アメノウズメ伝』などのほか、エッセイ、共著など多数。『鶴見俊輔集』全17巻もある。

この本の内容

日本語を離れ、ふたたび日本語に戻った著者が、思いを伝えるための最良の方法を求めた文章教室。

この本の目次

1 文章を書くための第一歩(紋切型の言葉について
三つの条件
「書評」の書き方
情報量の少ない文章
自分らしい本の読み方)
2 見聞から始めて(原体験と体験のちがい
いい文章の目安
結びの文章を工夫する)
3 目論見をつくるところから(文章を書くことは選ぶこと
本のタイトルと目次
目論見の成功と失敗)
4 文章には二つの理想がある(はじめての文体の魅力
適度な簡潔さが基準)

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