藤原定家全歌集 下
下巻には『拾遺愚草員外』『員外之外』および「初句索引」等の資料を収録。最新の研究を踏まえ、現在知られている定家の和歌を網羅した決定版。
たちのぼり南のはてに雲はあれど照る日くまなきころの虚(オホゾラ)―。定家の歌は単なる風景描写にとどまらない。鬱勃たる心の屈託を吐露したその詩情は、時を超え堀田善衛、三島由紀夫や塚本邦雄ら現代の文学者にも絶大な影響を及ぼし続けている。下巻には『拾遺愚草員外雑歌』『拾遺愚草員外之外』等の約1470首のほか歌枕一覧、定家略年譜、初句索引を収録。解釈や鑑賞に資する先行歌・同時代人の歌も可能な限り参照し、三十一文字に凝縮された表現世界を解き明かす。
拾遺愚草員外雑歌(一字百首
一句百首
伊呂波四十七首
伊呂波四十七首二度 ほか)
拾遺愚草員外之外(自筆遺草
明月記
撰集
諸家集
歌合 ほか)
補遺
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