神話学入門

大林 太良

神話研究の系譜を辿りつつ、民族・文化との関係を解明し、解釈に関する幾つもの視点、神話の分類、類話の分布などについても詳述する。解説 山田仁史

神話学入門
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,100円(税込)
  • Cコード:0114
  • 整理番号:オ-28-1
  • 刊行日: 2019/03/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-09918-1
  • JANコード:9784480099181

この本の内容

神話は人類にとって普遍的であるが、同時に一見捉えどころのないものでもある。神々と人間の関係が疎遠になり、信仰が動揺してきたとき、神話ははじめて客観的・意識的に眺められるようになった。こうして「神話とは何か」という問いかけが、その没落とともに始まった。「神話学」の誕生である。本書はヨーロッパにおいて発達した神話学研究の系譜を丁寧に辿りつつ、定義と分類、様々な解釈を詳述し、重要な側面を余すところなく紹介する。神話とその背景としての民族・文化・社会、世界像や儀礼との関係を泰斗が解き明かす定評ある入門書。

この本の目次

1 神話研究の歩み
2 神話とはなにか?
3 神話の分類
4 宇宙の起源
5 人類の起源
6 文化の起源
7 世界像の諸類型
8 神話・儀礼・社会

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