文士のいる風景

大村 彦次郎

武田麟太郎から丹羽文雄まで作家たちの心に残る風景を綴った文壇ショートストーリー百話。文壇に現われては逝った文士たちへの惜別の点鬼簿。

文士のいる風景
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 定価:本体840円+税
  • Cコード:0191
  • 整理番号:お-49-1
  • 刊行日: 2006/06/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:320
  • ISBN:4-480-42231-5
  • JANコード:9784480422316
大村 彦次郎
大村 彦次郎

オオムラ ヒコジロウ

1933年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部・文学部卒業後、講談社入社。「小説現代」「群像」編集長を経て、文芸出版部長、文芸局長、取締役を務める。著書に『文壇うたかた物語』『文壇栄華物語』『文壇挽歌物語』『ある文藝編集者の一生』『文士の生きかた』『時代小説盛衰史』『文士のいる風景』『万太郎 松太郎 正太郎』(いずれも筑摩書房)。『文壇栄華物語』は第18回新田次郎文学賞、『時代小説盛衰史』は第41回長谷川伸賞、第19回大衆文学研究賞を受賞。

この本の内容

やっと自由にものが書ける時代が来たというのに、何と不運な男だろう(高見順)―敗戦直後惜しまれつつ逝った武田麟太郎から宮地嘉六、水守亀之助、橘外男、木山捷平、有吉佐和子、深沢七郎、色川武大、吉行淳之介、百歳で長逝した丹羽文雄まで、百人の作家たちの心に残る生活風景を豊富なエピソードで綴った文壇ショートストーリー百話。60年に及ぶ戦後文壇栄枯盛衰の物語。文庫書き下ろし。

この本の目次

散る花のなにをかいそぐ―武田麟太郎
なんてまあ哀しい男だろう―織田作之助
人生五十年、一日余ししかなしさよ―横光利一
そんなところまでは手が届かない―菊池寛
拙者を文士だ、と思っているか!―真山青果
小説を書くのがいやになったから死ぬのです―太宰治
男の罪の意識のわかる女っていいねえ―田中英光
どうか故人を赦してやって貰いたい―林芙美子
春の雪ひとごとならず消えにけり―高田保
座蒲団の紅き厚さに日脚伸ぶ―久米正雄〔ほか〕

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