科学はどこまでいくのか
どうにも止まらない
「環境問題」も「生命操作」も、利権とカネの種!?
巨大化して加速する科学の功罪を問う。
「環境問題」も「生命操作」も利権とカネの種?! 真理と進歩の夢を追って巨大化し、なお私たちの欲望を刺激してやまない科学という英知を問い直す。
- シリーズ:ちくま文庫
- 704円(税込)
- Cコード:0140
- 整理番号:い-62-1
- 刊行日:
2006/11/08
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:256
- ISBN:4-480-42281-1
- JANコード:9784480422811
- 在庫 ×
現代人は科学に弱い。「科学的に実証されている」と言われれば、一も二もなく信用してしまう。しかし科学万能の夢は過去のものとなり、科学が人びとを幸せにしてくれないことに、私たちは気づいてしまった。そもそも科学とは、一体何なのか。私たちの欲望を刺激してやまない「装置」なのか。真理と進歩の夢を追いかけながら巨大化し、なお自己増殖しつづける科学のありようを虚心に見つめ、その功罪を検証。「文庫版のためのやや長いあとがき」を増補して、ますますラディカルに展開する現代科学論。
第1章 自然観と科学
第2章 真理という物語
第3章 客観性と科学
第4章 コトバと科学
第5章 科学は時間を捨てる
第6章 制度としての科学
第7章 科学のゆくえ
複雑化して加速する―文庫版のためのやや長いあとがき
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