感光生活
「感光生活」とは光になる経験
光となって照らされた15の世界
日常と非日常との、現実と虚構との間の一筋の裂け目に鋭い視線をそそいだ15の短篇。川端賞受賞作家の逸品。
【解説: マイケル・エメリック 】
- シリーズ:ちくま文庫
- 770円(税込)
- Cコード:0193
- 整理番号:こ-31-1
- 刊行日:
2007/11/07
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:240
- ISBN:978-4-480-42395-5
- JANコード:9784480423955
- 在庫 ×
「その日も、呼び鈴は、いつにもまして、権力的に鳴った。その瞬間、わたしは神経を逆なでされ、理由もなく押したひとに反感を抱いた」(「隣人鍋」)。日常と非日常との、現実と虚構との、わたしとあなたとの間の一筋の裂け目に、ある時はていねいに、ある時は深くえぐるような視線をそそぐ。「島と鳥と女」「青いインク」「げんじつ荘」「風のリボン」など、15の短篇を収録。
隣人鍋
島と鳥と女
青いインク
ゴッド・オブ・チャンス
石を愛でる人
げんじつ荘
祭りの日
ハウル・ザ・バー
風のリボン
鳩の影
蜂蜜びんの重み
クラスメイト
中川鮒蔵商店
ミミとわたし
船上レストラン
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