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定価

968

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42593-5

Cコード

0195

整理番号

-53-1

2009/04/08

判型

文庫判

ページ数

352

解説

内容紹介

座談の名手でもあった開高健が、自ら選んだ強烈な個性の持ち主たちと相対する。一対一の対話や作品論、人物描写を混和して、遠近のある肖像として描き出した「文章による肖像画集」。開高健が、第一線の作家、詩人、画家、学者と真剣勝負を繰り広げる。戦後人物ノンフィクションの金字塔。

目次

行動する怠惰―広津和郎
自由人の条件―きだみのる
マクロの世界へ―大岡昇平
誰を方舟に残すか―武田泰淳
不穏な漂泊者―金子光晴
カゲロウから牙国家へ―今西錦司
手と足の貴種流離―深沢七郎
流亡と篭城―島尾敏雄
惨禍と優雅―古沢岩美
“思い屈した”―井伏鱒二
絶対的自由と手と―石川淳
地図のない旅人―田村隆一

著作者プロフィール

開高健

( かいこう・たけし )

開高 健(かいこう・たけし):1930年、大阪生まれ。大阪市立大学を卒業後、壽屋宣伝部(現サントリー)にてコピーライターとして活躍。同時に創作を続け、57年『パニック』でデビュー。58年『裸の王様』で芥川賞、ベトナム戦争現地へ赴いた経験に基づく『輝ける闇』で68年に毎日出版文化賞、79年『玉、砕ける』で川端康成文学賞、81年に一連のルポルタージュ文学について菊池寛賞を受賞。ほか『日本三文オペラ』『ロビンソンの末裔』『オーパ!』『?ナ後の晩餐』など、代表作・受賞歴多数。89年逝去。

この本への感想

開高健さんのノンフィクションには小説とは違う味があります。噛んでいると滲みでてくる味が、しだいに舌にひろがっていくのです。書店に駆けつけます。

sattyan

さん
update: 2009/04/13

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