われわれはなぜ死ぬのか ─死の生命科学
生命にとって「死」とは何か
われわれの遺伝子には、なぜ死が組み込まれたのか──生命科学者が死の誕生と進化をたどり、生と死の意味に迫る。死生観を揺るがす衝撃の書。
- シリーズ:ちくま文庫
- 836円(税込)
- Cコード:0145
- 整理番号:や-33-2
- 刊行日:
2010/02/09
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:256
- ISBN:978-4-480-42651-2
- JANコード:9784480426512
- 在庫 ×
われわれのDNAは、受精の瞬間から死に向けて時を刻み始める。ある細胞は自ら死を選び、また別の細胞は成長を止める―遺伝子にはあらかじめ死がプログラムされているからだ。なぜ生命に「死」が組み込まれたのだろうか。36億年かけて生命が進化させた「死の機構」とはいかなるものか。老化と死の宿命を逃れる術はないのか。死の誕生と進化をたどり、生命科学者がわれわれにとっての老いと死の意味に迫る。従来の死生観を揺るがす衝撃の書。
第1章 死―見るもおぞましきもの
第2章 人間はいつ死を知ったか
第3章 生の終わりの多様性
第4章 死を考えるための生命の歴史
第5章 死の起源と進化
第6章 細胞分裂と細胞死
第7章 性と死
第8章 死に向けて時を刻む
第9章 すりへってゆく生命
第10章 死とは何か
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可