私の恋愛教室

福田 恆存

恋愛は厄介なもの?

恋愛を女・子供だけに委せておいてはいけない、生のもっとも根源的ものだから。チャタレイ裁判のロレンス入門書としても最適。
【解説: 中野翠 】

私の恋愛教室
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 770円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:ふ-24-2
  • 刊行日: 2009/11/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:272
  • ISBN:978-4-480-42652-9
  • JANコード:9784480426529
福田 恆存
福田 恆存

フクダ ツネアリ

1912〜1994。東京生まれ。東京大学英文科卒業後、中学教師、雑誌編集者、大学講師などを経て、文筆活動に入る。1952年には戯曲『龍を撫でた男』で、67年にはシェイクスピア全集の翻訳で、読売文学賞を受賞。55年には「ハムレット」の翻訳演出で芸術選奨文部大臣賞を受賞。『私の幸福論』『福田恆存全集』『福田恆存翻訳全集』などがある。

この本の内容

なぜ、総合雑誌は「恋愛論特集」をしないのか、恋愛は生のもっとも根源的なものなのにと説く福田先生が、男女がその全能力を発揮して生きる場所=恋愛について文学作品や社会現象を取り上げて解説する。『チャタレイ夫人の恋人』でロレンスは何を訴えたかったのか、「ロレンス恋愛論」の入門書としても最適。

この本の目次

私の恋愛観
恋愛と人生
現代人は愛しうるか
ロレンスの恋愛観
性的好奇心について
恋愛の幻滅
誤れる女性解放論
日本家庭論
恋愛狂時代

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