落合登
( おちあい・のぼる )明治44年東京、本芝生れ。独学で絵を学び、昭和2年光風会に入選。その後松竹洋画宣伝美術部に入り、12年にPCL、そのまま東宝となった会社の本社・美術課課長をしながら宣伝プロデューサーを務めた。昭和43年没。
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明治生まれの東京ッ子の二人が、108話の落語の世界を、登場人物を中心に絵と随想を組み合わせてつづった、「落語長屋」。それぞれの落語のエッセンスを、人物の表情も楽しい絵と、江戸っ子言葉をまじえた軽妙洒脱な文章とを組み合わせて紹介する。呑気で可笑しくて、どこかなつかしい雰囲気のあふれる一冊。
ツイてる八五郎
松蔵・竹次郎・梅吉
蟇の油売り
妾と色男と小僧
踊りの師匠と二人連れの若い男
与太郎
市川武助・前足
百兵衛
源内と娘と息子
長五郎と半公〔ほか〕
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