ワケありな国境

武田 知弘

不法入国の手引書
を政府が発行?!

メキシコ政府発行の「アメリカへ安全に密入国するための公式ガイド」があるってほんと!? 国境にまつわる60の話題で知る世界の今。

ワケありな国境
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 858円(税込)
  • Cコード:0125
  • 整理番号:た-61-1
  • 刊行日: 2011/08/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:320
  • ISBN:978-4-480-42853-0
  • JANコード:9784480428530
武田 知弘
武田 知弘

タケダ トモヒロ

1967年、福岡県出身。西南学院大学経済学部中退。大蔵省職員、塾講師、出版社勤務などを経て、2000年からフリーライターとなる。国際情勢の深層、裏ビジネス、歴史の秘密など、世の中の裏側に関する著述活動を行っている。主な著書に『ナチスの発明』『ヒトラーの経済政策』『教科書には載っていない! 戦前の日本』『ワケありな国境』『ワケありな日本経済』『教科書には載っていない大日本帝国の真実』『生活保護の謎』など。

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この本の内容

地図上に引かれた一本の線。国の内と外を隔てるこの境界をめぐって、古来さまざまな歴史やドラマが生み出されてきた。領土をお金で拡げていった国、自国の中に敵国基地を持つ国、首都が独立運動を始めた国。隣国への不法入国マニュアルを作ってしまった国もあれば、領土をもたない国だって存在する。世界はまだまだ不思議と驚きに満ちている。日本人の当たり前からはみ出たそんな世界の“常識”を、60のトピックをとおして楽しく紹介。

この本の目次

第1章 南北アメリカ編(国の広さも金しだい―領土をドルの力で広げたアメリカ
世界最大の飛び地―アラスカがアメリカ領になったワケ ほか)
第2章 ヨーロッパ編(東西冷戦の象徴―ベルリンの壁は国境線ではなかった
世界最小の国―バチカン市国ができた理由 ほか)
第3章 中近東・アフリカ編(中近東に残る列強の爪痕―作られたアラブ諸国の国境線
最近まであった国境未画定地域―サウジアラビアのテキトーな国境 ほか)
第4章 アジア・オセアニア編(チベットを離さない中国―チベットを独立させないワケ
もう1つの中国―台湾はこうして生まれた ほか)
第5章 日本列島編(島国の特権か?―日本は世界有数の広い国?
かつて東アジア・東南アジア全域を制した―第二次大戦期の日本の支配圏 ほか)

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