loading...

ちくま文庫

哺育器の中の大人[精神分析講義]

定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42889-9

Cコード

0111

整理番号

-74-1

2011/11/09

判型

文庫判

ページ数

320

解説

内容紹介

「子育てとは何か?」「人を愛するとは?」「何のために人は生きるのか?」「男(女)らしさについて」…初歩的な、しかし避けられない問いは、自我の構造や(無)意識の世界、幻想や知覚の仕組みなど根源的な問題につながっている。稀代の才人・伊丹十三と、「ものぐさ精神分析」で知られる岸田秀が真っ直ぐな対話を通して、生きるために欠かせない精神分析の基本を丁寧に分かりやすく解き明かす。

目次

第1講 幻想
第2講 意識と無意識
第3講 共同幻想
第4講 自我の構造
第5講 自我の領域
第6講 日本人の精神講造

著作者プロフィール

伊丹十三

( いたみ・じゅうぞう )

1933‐97年。映画監督伊丹万作の長男として京都に生まれる。俳優として活躍する一方で、本質的でありながら軽妙で洒脱なエッセイの書き手として知られる。1984年、『お葬式』で映画監督デビュー。著書として『ヨーロッパ退屈日記』『女たちよ!』『日本世間噺大系』『「お葬式」日記』『フランス料理を私と』など。

岸田秀

( きしだ・しゅう )

1933年生まれ。早稲田大学文学部卒業。人間は本能の壊れた動物であり、「幻想」や「物語」に従って行動しているに過ぎないとする「史的唯幻論」は話題を呼んだ。著書として『ものぐさ精神分析』『嫉妬の時代』『心はなぜ苦しむのか』『歴史を精神分析する』『幻想の未来──唯幻論序説』など。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま文庫」でいま人気の本

いま話題の本