レ・ミゼラブル4

ヴィクトール・ユゴー 著 , 西永 良成 翻訳

1832年6月、
蜂起の炎にパリは赤く燃える
激動期の人々の運命を
描いた大叙事詩の核心部。

陰謀渦巻くパリ、マリユスは反政府秘密結社での活動を続け、コゼットへの愛を育んでゆく。一八三二年の六月暴動を背景に展開する小説の核心部。

レ・ミゼラブル4
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,430円(税込)
  • Cコード:0197
  • 整理番号:ゆ-5-4
  • 刊行日: 2013/02/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:624
  • ISBN:978-4-480-42974-2
  • JANコード:9784480429742
ヴィクトール・ユゴー
ヴィクトール・ユゴー

ユゴー,ヴィクトール

Victor Hugo
(1802-1885)フランス・ロマン派を代表する詩人・小説家・劇作家。父はナポレオン軍将校だったが、帝政の終焉とともに没落した。ヴィクトールは文学に才能を発揮、1830年に『エルナニ』で大成功を収める。政治にも影響力を及ぼしたが1851年に亡命、イギリス領ガーンジー島に住み『静観詩集』や『レ・ミゼラブル』を刊行した。1870年に帰国。1885年に死去、国葬が営まれた。

西永 良成
西永 良成

ニシナガ ヨシナリ

1944年富山生まれ。専門はフランス文学研究・翻訳。著書に『サルトルの晩年』『激情と神秘―ルネ・シャールの詩と思想』など、訳書にクンデラ『存在の耐えられない軽さ』『出会い』など、多数。

この本の内容

第4部「プリュメ通りの牧歌とサン・ドニ通りの叙事詩」。七月革命後のパリは、混乱をきわめていた。マリユスは、反政府秘密結社の一員として活動を続ける一方、コゼットとの愛を育んでゆく。その彼を慕うエポニーヌ、パリ路上の浮浪児ガヴローシュ、さらにテナルディエそしてジャン・ヴァルジャン…人々の転変が、激動期を背景に描かれてゆく。6月暴動を背景に展開する小説の核心部。

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