パヴァーヌ

キース・ロバーツ 著 , 越智 道雄 翻訳

「改変世界」小説の傑作、復刊

1588年エリザベス1世暗殺。法王が権力を握り、蒸気機関が発達した「もう一つの世界」で20世紀、反乱の火の手が上がる。名作、復刊。
【解説: 大野万紀 】

パヴァーヌ
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,045円(税込)
  • Cコード:0197
  • 整理番号:ろ-8-1
  • 刊行日: 2012/10/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:432
  • ISBN:978-4-480-42996-4
  • JANコード:9784480429964
キース・ロバーツ
キース・ロバーツ

ロバーツ,キース

1935―2000 イギリスの小説家。87年に長編小説『Gr?nne』で英国SF協会賞長編部門を受賞。その他の作品に『Anita』などがある。

越智 道雄
越智 道雄

オチ ミチオ

1936年生まれ。愛媛県出身。明治大学名誉教授。アメリカ政治・経済・文化解剖学。著書に『ニューヨークからアメリカを知るための76章』他多数。訳書に『ビジュアル・ヒストリー アメリカ』他多数がある。

この本の内容

1588年、英国女王エリザベス1世暗殺。混乱に乗じたスペイン無敵艦隊が英国本土に侵攻。英国は欧州世界と共にローマ法王の支配下に入る。プロテスタントによる宗教改革は鎮圧され―。20世紀、法王庁の下で科学は弾圧され、蒸気機関車だけが発達。その閉ざされた「もう一つの欧州」でついに反乱の火の手が上がる。高い完成度と圧到的なリアリティを備えた不朽の名作。

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