夏坂健
( なつさか・けん )1934-2000年。横浜生まれ。ゴルフライター。自らのゴルファー体験と、収集した膨大な資料を基に「読むゴルフ」の愉しみを日本人に伝え続けた。35年間、シングルを維持したほどの腕前だった。著書に『騎士たちの一番ホール』『ゴルフを以って人を観ん』(共に日経ビジネス人文庫)、『ゴルフ・プレー前夜に読むクスリ』(知的生きかた文庫)、『夏坂健セレクション〈1〉~〈6〉』(ゴルフダイジェスト新書クラシック)等著書多数。
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ゴルフ誕生の地、スコットランドはもちろん、世界中の名コースを旅して、現地の人々とラウンドし、酒を飲み、語り合う。スコアや勝負にこだわらないゴルフというゲームのおもしろさ、人との出会い、コースや名プロゴルファーたちにまつわる思い出話、そして、何より大切なマナーについての話まで、ゴルフの魅力がつまっている。「読むゴルフ」の愉しみを極めた遺作。
1 風に吹かれて(ゴルフは「気合いだよ」とキャディはいった
「乾杯!」とシモーヌ夫人はグラスを掲げた
ケルト人のチャンプは謙虚に吃哮した ほか)
2 ラウンド・ザ・ワールド(ニューカレドニア、蒼天に抱かれる一打
神頼みの一閃、スリランカのゴルフ
150日間の「幻のコース」 ほか)
3 賢者のゴルフ(ボタンの掛け違い
「二賢者」の勇気に学ぶ
必要なもの「知性」と「教養」 ほか)
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