加藤泰、映画を語る

加藤 泰 著 , 山根 貞男 編集 , 安井 喜雄 編集

男と女の上巻、雨や雪の風景…
激しく美しい世界を描いた
巨匠の素顔

任侠映画・時代劇などで映像美の頂点を極めた加藤泰。伊藤大輔や山中貞雄への思いや、映画について語った講演の数々。文庫化に際し増補した決定版。

加藤泰、映画を語る
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,650円(税込)
  • Cコード:0174
  • 整理番号:か-62-1
  • 刊行日: 2013/07/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:512
  • ISBN:978-4-480-43068-7
  • JANコード:9784480430687
加藤 泰
加藤 泰

カトウ タイ

1916年神戸生れ。1985年没。60-70年代に『明治侠客伝 三代目襲名』『沓掛時次郎 遊一匹』『緋牡丹博徒 花札勝負』『緋牡丹博徒 お竜参上』など“東映任映画”の頂点をなす監督作品を発表。著書に『映画監督山中貞雄』(キネマ旬報社)などがある。

山根 貞男
山根 貞男

ヤマネ サダオ

1939年生まれ。映画評論家。映画批評誌「シネマ69」創刊に参加。その後も映画批評、映画人への聞き書きなどを続ける。空前の大著『日本映画作品大事典』の編纂もつとめた。

安井 喜雄
安井 喜雄

ヤスイ ヨシオ

1948年神戸生れ。1974年大阪にプラネット映画資料図書館、2007年神戸映画資料館をそれぞれ開設。映画文献を中心とした資料収集と上映活動を行う。

この本の内容

時代劇や任侠映画で映像美の頂点を極めた名匠・加藤泰。『明治侠客伝三代目襲名』『瞼の母』『緋牡丹博徒お竜参上』『日本侠花伝』など、残された作品は今も鮮烈な輝きを放っている。その創作の背景にあったものとは?敬愛する伊藤大輔、山中貞雄の映画や、自作の撮影現場のことを語った講演・エッセイを選りすぐる。リュミエール叢書版を増補した決定版。

この本の目次

1 講演・インタビュー・問答(僕の橋
“自分の映画”をこしらえる
自分の目で映画を見る
伊藤大輔の初期作品―『興亡新選組』を中心に
夢二と武蔵のどこが面白いか ほか)
2 エッセイ(そのころ私は…『瞼の母』『大江戸の侠児』の思い出
日記から
ローアングルのキャメラアイ)

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