袴田事件 裁かれるのは我なり

山平 重樹

冤罪と人間の苦悩を描く

袴田巌さんの無罪を確信しながらも、一審の死刑判決文を書かされた裁判官の視点を通して、冤罪の構図を描いたドキュメント・ノベル。

袴田事件 裁かれるのは我なり
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 924円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:や-26-5
  • 刊行日: 2014/10/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:320
  • ISBN:978-4-480-43217-9
  • JANコード:9784480432179
山平 重樹
山平 重樹

ヤマダイラ シゲキ

1953年山形県生まれ。法政大学卒業後、フリーライターとして活躍、アウトローものを得意分野とする。実録小説、ノンフィクションなど多数の著作がある。原作映画化作品に「残?」「morocco横浜愚連隊物語」「実録新宿の顔」などがある。主な著作に「ヤクザに学ぶ交渉術」(幻冬舎アウトロー文庫)、「実録神戸芸能社」(双葉社)、「ヤクザに学ぶ組織論」(ちくま新書)、「連邦刑務所から生還した男」「冤罪・キャッツアイ事件」(小社刊)などがある。

この本の内容

証拠捏造など、恐るべき冤罪事件であることが明らかになった袴田事件。第一審死刑判決のかげで、無罪を主張した裁判官がいた。しかし、その意見は容れられず、意に反した死刑判決文を書かされる。四十数年間、死の恐怖にさらされた男。同じ年月を良心の呵責に苛まれ続けた男。法廷で交叉した被告と裁判官の人生、その苦悩と冤罪の構図を描いたドキュメント・ノベル。

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