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ちくま文庫

中島らもエッセイ・コレクション

没後なお圧倒的なカリスマ性を放つ、中島らもの言霊。 解説=いとうせいこう

小説家、戯曲家、ミュージシャン等幅広い活躍で没後なお人気の中島らもの魅力を凝縮! 酒と文学とエンターテイメント。

定価

1,100

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43283-4

Cコード

0195

整理番号

-48-1

2015/07/08

判型

文庫判

ページ数

384

解説

内容紹介

没後なおカリスマ性を放つ著者のエッセイ集ベスト版!生い立ち。酒。ドラッグ。文学。ロック。生と死。そして恋。「低俗ではなくて反俗、高まいさを求めるのではなくてエンターテインメントを、ヒューマニズムよりはニヒリズムを、涙よりは笑いを」。ロマンチックな眼差しと、鋭い洞察、シュールな微笑みをたずさえたユーモアセンス。夭折の天才がここにいる。

目次

第1章 あの日の風景―生い立ち・生と死
幼時の記憶/ナイトメア/ナイトメアⅡ/歌うこわっぱ/プチ・ブルの優雅な生活/街の点描/親父/出っ歯の男/土筆摘み/あの日の風景/十年目の約束/O先生のこと/月島の日々/初出社はロンドンブーツ/F先生のこと/その日の天使/わが葬儀/楽園はどこにあるのか①/楽園はどこにあるのか②/楽園はどこにあるのか③/楽園はどこにあるのか④

第2章 酒の正体―酒・煙草・ドラッグ
ひかり号で飲む/酒の正体/踊り場の酒盛り(上)/踊り場の酒盛り(下)/二日酔いと皿うどん/酔っぱらい/「カチャカチャ酔い」について/「エサ」と酒/スウィーテスト・デザイア/いける酒/運転手の話/かど屋のこと/安い酒・高い酒・不味い酒・美味い酒/スタンディング・ポジション/一升酒を飲む/ボタン押し人間は幸せか/わるいおクスリ/一本ぶんのモク想/僕のブロン中毒体験/哀しみの鋳型/最後の晩餐

第3章 エンターテイメント職人の心得―文学・映画・笑い
なにわのへらず口/デマゴーグ/かぶく・かぶけば・かぶくとき(①)/かぶく・かぶけば・かぶくとき(③)/ヤな言葉①/ヤな言葉②/赤本と民話/言語の圧殺を叱る/オリジナルなこと/恐怖・狂気・絶望・笑い/エンターテイメント職人の心得

第4章 こわい話―不条理と不可思議
ミクロとマクロについて/人は死ぬとどうなるのか/「偶然」について/こわい話/日常の中の狂気/地球ウイルスについて/婆あ顔の少女/天井の上と下/日本は中世か/いまどきの宗教/「圧殺者」を叱る/デッドエンド・ストーリー/自動販売機の秘密/私のギモン/万願寺の怪/ジャジュカの呪い/ストリート・ファイトについて(②)

第5章 サヨナラにサヨナラ―性・そして恋
保久良山/Dedicate to the one I love/性の地動説/やさしい男に気をつけろ/愛の軽量化について/失恋について/灯りの話/よこしまな初恋/恋の股裂き/ご老人のセックス/サヨナラにサヨナラ

初出一覧
編者解説
解説 いとうせいこう

著作者プロフィール

中島らも

( なかじま・らも )

1952年4月3日~2004年7月26日。兵庫県尼崎市生まれ。作家、ミュージシャン。1992年『今夜、すべてのバーで』で第13回吉川英治文学新人賞、94年『ガダラの豚』で第47回日本推理作家協会賞受賞。

小堀純

( こぼり・じゅん )

1953年愛知県名古屋市生まれ。「名古屋プレイガイドジャーナル」、大阪の「プレイガイドジャーナル(ぷがじゃ)」編集長を経て、現在はフリーの編集者・ライター。中島らもの作品集のほか、演劇書の編集も数多く手がける。

寄せられたコメント

生前、一度もお会いしたことはないのに、あなたがもうこの世にいないことが、むしょうに寂しく感じられる夜があります。そんな時は、あなたの言葉に会いに行きます。何言うとんねん、アホちゃうか、めちゃくちゃやなあ……込み上げてくる苦笑いにふっと呼吸が楽になる。癒しでも慰めでもなく、強いて言うなら「寂しさを煙に巻く」。今でも、あなたにしかできない名人芸です。
──

小説家

一穂ミチ

さん

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