教養としてのワインの世界史
ギリシャ時代より愛飲され、近代の幕開けとともに「世界商品」として歴史を動かしてきた嗜好品・ワイン。その歴史を辿り、資本主義の本質にせまる。
ワインはテロワール、フランスのボルドーにかぎる!いえいえ、ワインほどグローバリゼーションの波にさらされてきた産物はありません。生育地の広さ、醸造の容易さ、キリスト教と結びついた象徴性などの理由から、ローマ帝国の拡大以来、ワインには世界史的な交通空間編成の変容が強く刻印されています。そこにはヨーロッパ中心主義的な世界史観を考えなおす視座も。ワインの奥深き世界へ、いざ!
第1部 ワインのグローバル・ヒストリー(モノから見る歴史
旧世界と新世界
ワインにとってのヨーロッパ ほか)
第2部 ワインとグローバリゼーション(フォーディズムとポスト・フォーディズム
ワインとメディア―ロバート・パーカーの功罪
テロワールの構築主義 ほか)
第3部 ポスト・ワイン(ワインのマクドナルド化?
ローカリティへの疑問
ツーリズムとしてのワイン ほか)
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