消えゆく横丁 ─平成酒場始末記

藤木TDC 著 , イシワタ フミアキ 写真

昭和と平成の激動の時代を背景に全国各地から消えていった、あるいは消えつつある横丁の生と死を、貴重写真とともに綴った渾身の記録。

消えゆく横丁 ─平成酒場始末記
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,012円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:ふ-34-2
  • 刊行日: 2019/05/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-43597-2
  • JANコード:9784480435972
藤木TDC
藤木TDC

フジキ ティディシー

藤木TDC(ふじき・てぃでぃしー):1962年生まれ。フリーライター、パーソナリティ、ラジオ・コメンテーター。ニュース解説から映画やAVの評論、芸能史、横丁・路地の歴史探索、実話マンガ原作まで。雑誌やムックを中心に幅広く執筆。著書には『場末の酒場、ひとり飲み』(ちくま新書)『消えゆく横丁――平成酒場始末記』(ちくま文庫)『東京裏路地<懐>食紀行』(共著、ちくま文庫)『アウトロー女優の挽歌――スケバン映画とその時代』(洋泉社)『東京戦後地図 ヤミ市跡を歩く』(実業之日本社)『辺境酒場ぶらり飲み』(原作、リイドカフェコミックス)『ニッポンAV最尖端――欲望が生むクールジャパン』(文春文庫)など多数。

この本の内容

路地裏の狭い通りやガード下に赤提灯や電飾看板が並ぶ横丁酒場。そこには美食や清廉さから遠く離れた人間くさい空気が満ちていた。戦後の闇市を起源とするこれらの横丁も、平成に入ると再開発事業の対象となり、次々と撤去・解体されていった…。昭和と平成の激動の時代を背景に全国各地から消えていった、あるいは消えつつある横丁の生と死、そして再生を見つめた渾身の記録。文庫書き下ろし。

この本の目次

第1部 東京の消えた横丁(人世横丁(東京都豊島区池袋)
百軒店(東京都渋谷区道玄坂)
彦左小路(東京都新宿区百人町) ほか)
第2部 消えた横丁を旅する(東一センター(宮城県仙台市青葉区一番町)
朝日小路(山梨県甲府市朝日)
八幡屋台街(静岡県静岡市駿河区八幡) ほか)
第3部 再生する横丁(新宿ゴールデン街・花園街(東京都新宿区歌舞伎町)
ハーモニカ横丁(東京都武蔵野市吉祥寺本町)
静岡ゴールデン横丁(静岡県静岡市葵区黒金町) ほか)

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