志ん生の忘れもの
「人生そのものが落語」と言われた志ん生。自伝『びんぼう自慢』の聞き手である著者が長年の交流の中で知り得た志ん生の姿を描くファン必読の一冊。
親子三人競演の『びんぼう自慢』出版記念会、りん夫人の涙、洋服嫌い、最後の改名、志ん生のネタ帳…古今亭志ん生に信頼され、名著『びんぼう自慢』の聞き手&構成者として、長年、志ん生とその家族と交流を続けてきた著者が『びんぼう自慢』に収録しきれなかったエピソードや志ん生への愛情あふれる思い出をつづる。
第1章 生き返った志ん生(志ん生の洋服ぎらい
十七回目の改名
貧乏自慢 ほか)
第2章 あとはおつりの志ん生(たらちめの花嫁
きょうも桃太郎
放送ありません ほか)
第3章 そういうわけで志ん生(文弥と志ん生
小泉信三氏と大津絵
志ん生の根太帳 ほか)
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