ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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映画の世界には、「政治的に正しくなく」、安っぽいショックに満ち、度を超した暴力と破壊を描き、だからこそある種の人の救いになる表現が生き残っている。ヤコペッティのドキュメンタリーから、『ロッキー・ホラー・ショー』、スピルバーグから『エクソシスト』まで、呪詛とエンターテイメント精神で語りつくす。映画の中に「絶望と恐怖」という友人を見出すためのダークで愉快な案内書。
第1章 この野蛮なる世界(犬の世界
ヤコペッティ インタビュー
モンド映画と『ザ・コーヴ』 ほか)
第2章 ポップ・アンド・バイオレンス(ジョエル・シュマッカー インタビュー
『エンジェル ウォーズ』
わがこころのテキサス ほか)
第3章 不健康な精神(『パッション』は『ヘルレイザー』だ
『サウスパーク』と『パッション』
最終報告『エクソシスト』 ほか)
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