伊坂幸太郎
( いさか・こうたろう )1971年、千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞、08年『ゴールデンスランバー』で本屋大賞と山本周五郎賞、『逆ソクラテス』で柴田錬三郎賞を受賞。ほか『砂漠』『グラスホッパー』『火星に住むつもりかい?』『フーガはユーガ』『シーソーモンスター』『クジラアタマの王様』『ペッパーズ・ゴースト』など多数の著書がある。
loading...
大人気小説家・伊坂幸太郎が愛する短編を集めた傑作アンソロジー第一巻。二冊同時刊行。採録希望の視点としては、伊坂氏自身が考える「小説ならでは」の面白さ……「言葉だけ」だからこそ生まれる喜び、たのしみ、可笑しさ、凄み、そういった衝動を強烈に実感できる作品であることを最も重視。「小説ってこんなにすごい」。シンプルなテーマながら、二冊どちらの巻にも等しく「小説」という世界のかたちへの敬愛を込めて届けたい。
※タイトルは変更の予定です。1・2という数字での区分けも最終的にはなくなります。
<その1 仮目次>
眉村卓「賭けの天才」
井伏鱒二「休憩時間」
谷川俊太郎「コカコーラ・レッスン」
町田康「工夫の減さん」
泡坂妻夫「煙の殺意」
佐藤哲也「Plan B」より「神々」「侵略」「美女」「仙女」
芥川龍之介「杜子春」
一條次郎「ヘルメット・オブ・アイアン」
古井由吉「先導獣の話」
宮部みゆき「サボテンの花」
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。