父親になるということ

藤原 和博

大人の常識を持ち込んで子供を犠牲にしていないか? 自問自答しながら「子供好きの大人」から「父親」になろうとした悪戦苦闘の記録。解説 宮台真司

父親になるということ
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 880円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:ふ-29-21
  • 刊行日: 2021/12/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:304
  • ISBN:978-4-480-43784-6
  • JANコード:9784480437846
藤原 和博
藤原 和博

フジハラ カズヒロ

「朝礼だけの学校」校長。1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。メディアファクトリーの創業も手がける。1993年よりヨーロッパ駐在、1996年同社フェローとなる。2003〜08年、杉並区立和田中学校で義務教育初の民間校長を務める。2008〜11年、橋下大阪府知事の特別顧問。2014年から佐賀県武雄市特別顧問。2016〜18年、奈良市立一条高等学校校長を務める。著書に『本を読む人だけが手にするもの』『必ず食える1%の人になる方法』『10年後、君に仕事はあるのか?』『処生術』『35歳の教科書』『人生の教科書[よのなかのルール]』(宮台真司との共著、いずれもちくま文庫)、『革命はいつも、たった一人から始まる』(ポプラ社)等多数あり。詳しくは「よのなかnet」http://yononaka.netに。

この本の内容

教育者として知られる著者は、自分の子どもをどう育ててきたのだろうか。会社でのルールやリズム、大人の常識や思い込みを、家庭や子育てに無意識に持ち込んで子どもを犠牲にしていないだろうか―常に自問自答を続ける、成熟社会(=正解のない時代)の父親像を示した話題の書。文庫版特典は、宮台真司氏の書き下ろし。「人生の教科書」コレクション第8弾、シリーズ最後を飾るのは「父親の教科書」。

この本の目次

序章 ロンドンにて
1章 プレストン通りの12月
2章 退学の日、誕生の日
3章 ハハジンを探しに
4章 パワー先生の通信簿
5章 父の勘違い
エピローグ 帰還
文庫版特典エッセイ・子育てによる「親育ち」(宮台真司)

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