中央線がなかったら 見えてくる東京の古層

陣内 秀信 編著 , 三浦 展 編著

中央線がもしなかったら? 中野、高円寺、阿佐ヶ谷、国分寺……地形、水、古道、神社等に注目すれば東京の古代・中世が見えてくる! 対談を増補。

中央線がなかったら 見えてくる東京の古層
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 990円(税込)
  • Cコード:0125
  • 整理番号:し-55-1
  • 刊行日: 2022/01/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-43788-4
  • JANコード:9784480437884
三浦 展
三浦 展

ミウラ アツシ

1958年新潟県生まれ。消費社会研究家、マーケティング・アナリスト。一橋大学社会学部卒業。86年、パルコのマーケティング雑誌『アクロス』編集長、90年、三菱総研を経て、99年、カルチャースタディーズ研究所設立。『下流社会』『東京は郊外から消えていく!』(光文社新書)、『第四の消費』(朝日新書)、『郊外はこれからどうなる?』(中公新書ラクレ)、『東京高級住宅地探訪』(晶文社)、『奇跡の団地 阿佐ヶ谷住宅』(王国社)、『「家族」と「幸福」の戦後史』(講談社現代新書)、『ファスト風土化する日本』(洋泉社)等、著書多数。

この本の内容

「中央線がもしなかったら?」そう考えて街を見てみれば、そこにはいつもと違った景色が現れる。中野、高円寺、阿佐ヶ谷、国分寺・府中、日野…沿線の街を地形、水、古道、神社、商店街に注目して歩けば、古代・中世が見えてくる!鉄道中心の視点を脱し、土地を見る目を養う「まち歩き」最高の入門書。地形がよくわかるカラーマップ付。近年の中央線沿線の変化をめぐる対談も新たに収録。

この本の目次

対談 近代以前の東京の原形を探る(陣内秀信
三浦展)
第1部 中野・杉並編(新宿〜中野―青梅街道から中央線へ移動した軸
高円寺―前近代の宗教地域から近代軍事都市へ
阿佐ヶ谷―聖域・湧水・古道・河川・釣り堀から読む地域構造)
第2部 多摩編(国分寺〜府中―いにしえの東京を探しに、古代武蔵の中心をめぐる
日野―用水路を軸とした農村、宿場から鉄道中心のベッドタウンへ)
文庫版対談 「鉄道がなかったら」という視点が新しい郊外を生む!(陣内秀信
三浦展)

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