すべてきみに宛てた手紙
この世界を生きる唯一の「きみ」へ――人生のためのヒントが見つかる、39通のあたたかなメッセージ。傑作エッセイが待望の文庫化! 解説 谷川俊太郎
人生は、「やめたこと」「やめざるをえなかったこと」「わすれてしまったこと」で出来ている。そうして結局、己のなかにのこったものは?今の自分にのこったものから、あらゆることがはじまるのならば―。この本のページを開いた読者=「きみ」へと詩人はまっすぐ語りだす。贈られるのは39通の「手紙」たち。体温を帯びた言葉のすべてに胸が震える、珠玉のエッセイ集。
手紙1
手紙2―こころざし
手紙3―沢庵の味
手紙4
手紙5―「はじめに…」
手紙6―ふみよむあかり
手紙7
手紙8
手紙9―世界は(あなたの)一冊の本
手紙10〔ほか〕
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