見えない音、聴こえない絵

大竹 伸朗

東京都現代美術館での「全景」展、北海道の牧場での個展、瀬戸内直島の銭湯等個性的展示の日々。新作木炭線画30点収録。解説 原田マハ、石川直樹

見えない音、聴こえない絵
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 990円(税込)
  • Cコード:0170
  • 整理番号:お-46-3
  • 刊行日: 2022/08/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:368
  • ISBN:978-4-480-43813-3
  • JANコード:9784480438133
大竹 伸朗
大竹 伸朗

オオタケ シンロウ

大竹伸朗(おおたけ・しんろう)画家。1955年東京生まれ。74年~80年にかけて北海道、英国、香港に滞在。79年初作品発表。82年以降、東京、香川、広島、ソウル、ロンドン、シンガポールにて個展。瀬戸内国際芸術祭、光州ビエンナーレ、ドクメンタ、ヴェネチア・ビエンナーレ、横浜トリエンナーレ、アジア・パシフィック・トリエンナーレ、ハワイ・トリエンナーレなど国内外の企画展に参加。著書に、『既にそこにあるもの』『ネオンと絵具箱』(ちくま文庫)、『ビ』『ナニカトナニカ』(新潮社)ほか多数。2022年11月に東京国立近代美術館で回顧展を予定。

この本の内容

エネルギッシュに創作し続ける画家・大竹伸朗。創作に駆り立てる衝動とは何か?東京都現代美術館での大規模回顧展「全景1955‐2006」、18歳のときに働いた北海道別海の牧場での個展、瀬戸内直島の銭湯など個性的な展示の続く日々。それらに向けての軌跡を描くエッセイ。原点と現在を繋ぐ書き下ろし「絵ビートの轍」、新作木炭線画30点を収録。

この本の目次

遠景―記憶と創造(等身大ポパイ
五歳の春
絵の根っこ
時の印刷
鉛筆の遠吠え
斑模様の遠近法
ブタの教え
黒の盤景
マナ板の記憶
ミッシェルの行方
三十万万の円と縁
デジタルと虫メガネ
スケッチブックの無意識
トランスうどん玉エクスプレス
海うみどうと8ミリの記憶
黒と白の時間
絵とアメリカ
ゴッホと月兎耳
雑食ミラーボール)
全景(宿無し空
牛男の思い
絵の重力
女神の自由
原野の個展
蹴景
豚汁と絵とセントバーナード
赤い理不尽
青い理不尽
ナニモナイ地平線
誤解虫
見えない絵
絵の中の更地
コラージュ球)
近景―日常と創造(未だここにないもの
骨まで愛して
シャカシャカバンバン
オジさんの瞳
竹輪娘の瞳
高野山のミシン針
スズメバチとデュシャン
トースト絵画
ウォーホル夫人
洞窟のイチロー
ダ・ヴィンチとバターナイフ
地図のにおい
路上の鉛筆
写真ゾンビの逆襲
ペーストされた時間
見えない秘宝
消動と衝動
四文字の狼火
F型の衝動
絵時間
距離とチャリ
宇和島空港商店街

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