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ちくま文庫

新版 いくさ世を生きて

——沖縄戦の女たち

1945年、沖縄。叫べなかった女たちの声を聴き取る

県民の四人に一人が犠牲になった沖縄の地上戦。女性たちの記憶と、戦後なお秘められた傷跡を辿るノンフィクションが待望の復刊。解説 吉川麻衣子

定価

990

(10%税込)
ISBN

978-4-480-44033-4

Cコード

0195

整理番号

-3-2

2025/05/08

判型

文庫判

ページ数

288

解説

内容紹介

終戦から33年が経過した1978年、著者・真尾は沖縄へ向かう。県民の四人に一人が犠牲になった地上戦に巻き込まれ、親を、子を、夫を、友を、尊厳を、あらゆるものを奪われた女性たちの痛みの記憶は、戦後なお静かに秘められていた。黙する声を聴き取ろうとする「己の罪深さ」を強く自覚し、それでも未来へ言葉を残す。祈りを届ける傑作ノンフィクション、待望の復刊。
解説 吉川麻衣子(沖縄大学教授)

カバーデザイン 宮本亜由美
カバー画 喜屋武千恵「祈りの地」/株式会社ジェイシーシー所蔵

目次

第一章 うわいすうこう
第二章 ぬちどたから
第三章 いくさ世(ゆう)
第四章 アメリカ世(ゆう)
第五章 あかばなぁ
あとがき
新版解説 吉川麻衣子(沖縄大学教授)

著作者プロフィール

真尾悦子

( ましお・えつこ )

真尾 悦子(ましお・えつこ):1919年、東京生まれ。作家。旧制共立女子専門学校卒業。主な著書に『たった二人の工場から』『土と女』『阿佐ヶ谷貧乏物語』『地底の青春』『海恋い』『沖縄祝い唄』、絵本『お母さんはアダン林でねむってる』(画・こさかしげる)ほか多数。2013年没。

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