人を賢くする道具 ─インタフェース・デザインの認知科学

D. A.ノーマン 著 , 佐伯 胖 翻訳 , 岡本 明 翻訳

機械中心ではなく、人間中心のデザインへ。数値のグラフ化や商品陳列棚、航空機コックピットの設計等を例に、認知とデザインの関係をとく先駆的名著。

人を賢くする道具 ─インタフェース・デザインの認知科学
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,760円(税込)
  • Cコード:0140
  • 整理番号:ノ-10-1
  • 刊行日: 2022/07/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:512
  • ISBN:978-4-480-51127-0
  • JANコード:9784480511270
佐伯 胖
佐伯 胖

サエキ ユタカ

1939年岐阜県生まれ。慶應義塾大学工学部卒業。同大学大学院工学研究科修士課程修了後、ワシントン大学にて心理学のM.S.およびPh.D.を取得。東京理科大学理工学部助教授、東京大学大学院教育学研究科教授、青山学院大学社会情報学部教授などを経て、現在、田園調布学園大学院人間学研究科教授、信濃教育会教育研究所所長。東京大学・青山学院大学名誉教授、日本認知科学会フェロー、日本教育工学会名誉会員。おもな著書に『「学び」の構造』『「学ぶ」ということの意味』『「わかる」ということの意味』『幼児教育へのいざない』などがある。

この本の内容

機械のためではない、人間のためのデザインへ。数値のグラフ化やアラビア数字、商品の陳列棚、航空機のコックピットなど豊富な事例から、アーティファクト(人工物)が人の認知にどう作用するか、認知を助けるデザインとはどんなものかをわかりやすく説く。「人間の代わりに環境が記憶してくれる」「機械で問題を解決できるのではないか、という問い立ては間違っている」など、本書は人とモノと社会の関係を根本から再考し、読むたびに新たな発見をもたらしてくれる。ベストセラー『誰のためのデザイン?』の著者による「人間中心デザイン」論。研究者だけでなく、開発、デザインに関わる人の必携書!

この本の目次

第1章 人間中心のテクノロジー
第2章 世界を体験する
第3章 表現のもつパワー
第4章 アーティファクトを人間に適合させる
第5章 人間の心
第6章 分散された認知
第7章 ものには、それが収まるべき場所がある
第8章 未来を予言する
第9章 ソフト・テクノロジーとハード・テクノロジー
第10章 テクノロジーは中立ではない

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