イネという不思議な植物

稲垣 栄洋

イネは奇妙な植物だ。その種子コメに魅せられた人間とイネの深くて長い関係を、植物学から歴史・経済まで分野を広げて考える。

イネという不思議な植物
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 902円(税込)
  • Cコード:0245
  • 整理番号:324
  • 刊行日: 2019/04/04
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:208
  • ISBN:978-4-480-68350-2
  • JANコード:9784480683502
稲垣 栄洋
稲垣 栄洋

イナガキ ヒデヒロ

稲垣 栄洋(いながき・ひでひろ):1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院農学研究科修了。農学博士。専攻は雑草生態学。農林水産省、静岡県農林技術研究所等を経て、静岡大学大学院教授。農業研究に携わるかたわら、雑草や昆虫など身近な生き物に関する著述や講演を行っている。『植物はなぜ動かないのか』『雑草はなぜそこに生えているのか』『はずれものが進化を作る』(以上ちくまプリマー新書)『身近な雑草の愉快な生きかた』『身近な野菜のなるほど観察記』『身近な虫たちの華麗な生きかた』(以上ちくま文庫)他著書多数。

この本の内容

植物の常識に照らすと、生態が少し奇妙なイネ。だがそれゆえに、人に深くかかわりその生活や歴史までも動かしてきた。イネとは何か、なぜ人を魅了してやまないのだろう。その秘密にせまる。

この本の目次

第1章 米って何だ?(お米はイネの種子
米は芽を出すか? ほか)
第2章 イネという植物(イネとはどんな植物だろう
日本の米と世界の米)
第3章 田んぼというシステム(水浸しの平野
田んぼに水を入れる理由 ほか)
第4章 米で読み解く日本の歴史(日本の米がやってきた
東日本にイネが広がらなかった理由 ほか)
第5章 米と日本人(苗字はイネの苗
ひな祭りも子どもの日も田んぼの行事だった ほか)

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