白いひつじ

長野 まゆみ

はじめて海をみたのは
いつだったのだろう

大学進学で上京した鳥貝が学友クラブで紹介されたのは、洋館の男子寮。大人びた先輩学生たちに翻弄されるうち、思いがけない展開に。書き下ろし青春小説。

白いひつじ
  • シリーズ:単行本
  • 1,540円(税込)
  • Cコード:0093
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2009/11/25
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:224
  • ISBN:978-4-480-80423-5
  • JANコード:9784480804235
長野 まゆみ
長野 まゆみ

ナガノ マユミ

東京都生まれ。1988年「少年アリス」で第25回文藝賞受賞。主な小説作品に『天体議会』『テレヴィジョン・シティ』『箪笥のなか』『時の旅人』『あめふらし』『となりの姉妹』『メルカトル』など。その他著書多数。

この本の内容

進学のため上京した鳥貝は、大学で出会った学生に、ある男子寮を紹介される。二階建ての洋館に住まう“おとな”な男たちに、鳥貝は翻弄されるばかり…。生意気で才気溢れる青年たちと素直で愛らしい少年。長野まゆみワールド全開。

読者の感想

2010.10.16 ピコ

ひとりひとりキャラが濃くて良かった。
かわいらしいおはなしです。


主人公は初々しい感じがかわいかった
勘違いしたり、先走ったり、悩んだり…
でもお兄さんのことが分かってよかった
やっぱり誰かしらに支えられて 守られて
いきてるんだなあ。


百合子はいつの間にか
クロワッサンをくわえてたり、

時々ツンデレーションを起こしたり
いぢわるしたり、

変人じゃなくて変態だ。
なんて確言をはいちゃったり…

こうゆうひととてもすきです!


そしてふたりのからみがもっとすき!!


寮の人たちの話ももっと読みたいと思いました。
続編でたらうれしいです。

2010.2.07 ちか


だんだんと移り変わる主人公の心情にどきどきしながら読み進めました。

意味深な言葉、予測不可能な行動、ちょっと強引で情緒不安定気味の百合子。

一度ページを捲ってしまえば、もう手が止まりませんでした(笑)

続編希望です!

2010.1.28 あやの

今までの長野さんの作品の中で最も泣けてきた作品でした。
ラスト近くの多飛本さんの言葉がぐっときて。

優しくてドキドキして素敵な作品です。
みんな魅力的で粋な心根の持ち主で、こんな男の子を育ててみたいと思いました。誰がお気に入り?と聞かれたら・・・安羅さんかしら?(笑)
実写とか是非!

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