千駄木の漱石
「豚狩りをして遊びます」webちくまの人気連載を単行本化
『吾輩は猫である』は千駄木で誕生した。予想外の反響、次々に押し寄せる災難などを紹介しながら、漱石の住んだ明治36から39年までの千駄木での暮らしと交遊を描く。
いたちが跋扈し、木々の葉がそよぎ、泥棒が忍び足で入り、先生は石油ランプの下で執筆した。―イギリス留学より帰国後、一高・帝大への徒歩通勤、『吾輩は猫である』の予想外の反響、次々に押し寄せる災難など、明治の千駄木と漱石の暮らしを描き出す。
1(明治の借家事情
「偏鄙にて何の風情もこれなく―」 ほか)
2(子規と漱石―松山にて
「転居せんと思うがよき家はなきか」―野村伝四と野間真綱 ほか)
3(牡蛎的生涯
雁の肉、猪の肉―食いしんぼうの漱石 ほか)
4(鈴木三重吉の手紙一件
「死んでいい奴は千駄木にゴロゴロ」 ほか)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可