死の文化を豊かに

徳永 進

死とどう向きあったらいいのか。死へ赴く患者やその家族の証言から、死をやわらかく見つめ、その深さや広がりに接する大切さを明らかにする臨床医のエッセイ。

死の文化を豊かに
  • シリーズ:単行本
  • 1,760円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2002/10/23
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:216
  • ISBN:4-480-81623-2
  • JANコード:9784480816238
徳永 進
徳永 進

トクナガ ススム

1948年鳥取県生まれ。京都大学医学部卒業。京都、大阪の病院・診療所勤務を経て、鳥取赤十字病院の内科医に。2001年、鳥取市内にホスピスケアのある19床の「野の花診療所」を始める。1982年、『死の中の笑み』で第4回講談社ノンフィクション賞を受賞。1992年、第1回若月賞(独自の信念で地域医療に従事する人に贈られる)を受賞。著書に『隔離』(ゆみる出版)、『話しことばの看護論』(看護の科学社)、『詩と死をむすぶもの』(谷川俊太郎氏と共著、朝日新聞出版)、『死ぬのは、こわい?』(理論社)ほか多数。

この本の内容

かならず訪れる自分の死とどう向き合ったらいいのか?死のある臨床で四半世紀働き続けて、最近、野の花診療所を始めた著者が、死と柔軟につきあう大切さを提言する。

この本の目次

いいよ、死
「イイキモチ、デシタ」
二つの言葉
作ろうよ、死のときの国民歌
天色の葬儀幕
beautiful and peaceful
がん末期を特別な状況と思わないで
なかよし時間
「傷ついた癒し人」考
湯かんの前に―死と風呂
森のお別れ会から―死と絵本
巡礼死だって
からだをぬぐ
「育死の百科」は生まれないか
死体愛
棺売り
ボク死ング
道を歩ってみたいです
ラジオ番組「今日の死」
千枚の死亡診断書が宙に舞うよ
死をつかまえる紐
無差別微笑期回帰願望
旅人のお通夜
初心巡礼

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