システムの贈りもの

芹沢 俊介

岡田有希子の自殺、エホバの証人、F・F現象、ファミコンなど、近年われわれの耳目をひく社会的・風俗的事象を、社会システムと大衆の欲望との関連で論じる。

システムの贈りもの
  • シリーズ:単行本
  • 1,430円(税込)
  • Cコード:0036
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1987/02/20
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:218
  • ISBN:4-480-85357-X
  • JANコード:9784480853578

この本の内容

主体的な死からはるかに遠く隔てられて、現在の高度消費社会における、大衆の欲望はどこへ行こうとしているのか?われわれの耳目をそばだて、また関心をひきつけてやまないさまざまな社会的・風俗的な事象を、社会システムが産出する「贈りもの」と、それを消尽してやまない大衆の「欲望」との関係においてとらえる。

この本の目次

不死の時代に
飛翔と落下―岡田有希子の自殺事件
死の行進―「エホバの証人」の輸血拒否事件
小年コミック雑誌論
少女コミック雑誌論
死体愛好のデカダンス―F・F現象論
「ファミコン」という妖怪
TVワイドショー番組論
スポーツ新聞の現象学
埋立地のうえの“異界”―もう一つの東京ディズニーランド論
マネーの誘惑―マルチ商法論

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