優劣のかなたに ─大村はま60のことば
学びひたり 教えひたる
それは 優劣のかなた
98歳で亡くなる直前まで書き綴られた「優劣のかなたに」。この詩稿をはじめ、教師・大村はまが残した膨大なことばの中から60の断片を解説。珠玉のことば集。
亡くなる直前まで書き綴られた詩稿「優劣のかなたに」をはじめ、大村はまが残した膨大なことばの中から最後まで寄り添った元生徒の手で、60の断片を選りすぐり解説。「優劣のかなたに」という思想が、まっすぐに伝わる珠玉のことば集。
大村はまという人
子ども
ことば―話すこと聞くこと
ことば―読むこと書くこと
学ぶということ
教えるということ
教師という職業人
優劣のかなたに
2007.5.10 にんじん
あこがれの大村先生
あれ?同じ本…でも、著者名は苅谷さん…。あこがれの大村先生が亡くなられて、こうしてまた、大村先生の御本に出会えて、とてもうれしく思いました。家まで待てなくて、電車の中で開いて読んでいるうちに涙がこぼれてきてあわてました。勤労学生をしていた頃、ラジオのNHK「中学生の勉強室」で“大村先生”に出会って以来のファンです。お便りしたら、お忙しい先生から、お返事をいただいて、とっても感激しました。ナース雑誌にも大村先生の記事がとりあげられたことがありました。「女の子」には、先生の姿を見るようで、照れや自分自身に厳しい先生が、ほめ言葉を言いたくても言えなかったんじゃないかなあ~。
2007.5.08 (47歳・男性・小学校教員)
珠玉の言葉
大村はまの著作のエッセンスがつまったすばらしい本だと思います。
是非、ちくま書房より「大村はま国語教室」全15巻を予約出版でも良いので復刻出版してほしいです。
2007.4.12 K.N
40年来の親友が国語教師で、その人の影響を受けて、大村はま関係の本を読むようになりました。私自身も、女子少年院の教官として34年過ごしてきましたので、大いに参考になっています。良い本とくに本の題名と同じ「詩」をありがとうございました。
2007.4.12 K.K
長年ご指導にあずかり、今なお畏敬する国語教育の大先達のお一人である大村先生をお偲びしつつ拝読した。改めてその偉大さを痛感すると共に、苅谷氏の確かな記憶力、文章力、一冊の本の構成力などに改めて敬服する。大村はま国語教育学への絶好の入門書として教え子たちにも紹介したい。
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優劣のかなたに――大村はまの「本懐」[全文を読む]