日本の社会科学とヴェーバー体験

山之内 靖

ヴェーバー研究の第一人者による、研究総括論文集。丸山・大塚理論の批判的検討、ヴェーバー研究から現代社会をトータルに把握するマクロ社会理論を提示する。

日本の社会科学とヴェーバー体験
  • シリーズ:単行本
  • 4,180円(税込)
  • Cコード:1030
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1999/11/25
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:A5判
  • ページ数:344
  • ISBN:4-480-86708-2
  • JANコード:9784480867087
山之内 靖
山之内 靖

ヤマノウチ ヤスシ

1933-2014年。東京大学経済学部卒業後、東京大学大学院社会科学研究科博士課程修了。東京外語大学名誉教授、フェリス女学院大学名誉教授。経済学博士。専門は、現代社会理論、歴史社会学。著書に『イギリス産業革命の史的分析』『マルクス・エンゲルスの世界史像』『社会科学の方法と人間学』『現代社会の歴史的位相』『マックス・ヴェーバー入門』など。

この本の内容

総力戦からグローバリゼーションへ。総力戦という時代規定から戦後日本の社会科学を再検討。丸山・大塚理論の批判的検討、ヴェーバー研究から、現代社会をトータルに把えるマクロ社会理論を探る。ヴェーバー研究の第一人者による研究総括論文集。

この本の目次

第1部 社会科学と文化の政治学(総力戦・グローバリゼーション・文化の政治学
日本の社会科学とヴェーバー体験―総力戦の記憶を中心に)
第2部 総力戦からグローバリゼーションへ(総力戦の時代
戦時動員体制の比較史的考察―今日の日本を理解するために ほか)
第3部 ヴェーバー研究のパラダイムチェンジ(ポストモダンの鏡に照らして―「マルクス・ヴェーバー問題」再読
社会学者ニーチェから社会学者ヴェーバーへ ほか)
第4部 社会科学の遠近法(「祭司対騎士」の対抗軸は何を語りだすか
プロテスタンティズムの倫理と帝国主義の精神―覚え書き ほか)

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