コミュニティ  ─安全と自由の戦場

ジグムント・バウマン 著 , 奥井 智之 翻訳

社会から逃走するエリート

ゲートを鎖す勝ち組、地域から離脱するエリート、監視カメラ、自警団、増えるゲットー。階層化が加速する世界で安全と自由は幻か。共同体の根幹を問う社会学的分析。

コミュニティ  ─安全と自由の戦場
  • シリーズ:単行本
  • 2,860円(税込)
  • Cコード:3036
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2008/01/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:224
  • ISBN:978-4-480-86717-9
  • JANコード:9784480867179
ジグムント・バウマン
ジグムント・バウマン

バウマン,ジグムント

1925-2017年。社会学者。ポーランド生まれ。ワルシャワ大学教授、テルアヴィヴ大学教授などを経て、71年英国リーズ大学教授。アマルフィ賞、アドルノ賞、アストゥリアス皇太子賞受賞。著書に『リキッド・モダニティを読みとく』『社会学の考え方〔第2版〕』(いずれも、ちくま学芸文庫)など。

奥井 智之
奥井 智之

オクイ トモユキ

1958年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。亜細亜大学教授。著書に『プライドの社会学』(筑摩選書)など。

この本の内容

ゲートを鎖す勝ち組、監視カメラ、自警団、超ゲットー。階層化が加速し、囲い込みと排除が進む世界で安全と自由は幻か。共同体の根幹を問う社会学的分析。

この本の目次

序章 ようこそ、とらえどころのないコミュニティへ
第1章 タンタロスの苦悩
第2章 引き抜いて、植え付ける
第3章 撤退の時代―大転換第二段
第4章 成功者の離脱
第5章 コミュナリズムの二つの源泉
第6章 承認を受ける権利、再配分を受ける権利
第7章 多文化主義へ
第8章 はきだめ―ゲットー
第9章 多文化の共生か、人間性の共有か
終章 ケーキも食べればなくなる

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