倭国の時代

岡田 英弘

危機が歴史をつくった。

世界史的視点から「魏志倭人伝」や「日本書紀」の成立事情を解明し、卑弥呼の出現、倭国王家の成立、日本国誕生の謎に迫る意欲作。

倭国の時代
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 定価:本体950円+税
  • Cコード:0121
  • 整理番号:お-30-3
  • 刊行日: 2009/02/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:384
  • ISBN:978-4-480-42539-3
  • JANコード:9784480425393
岡田 英弘
岡田 英弘

オカダ ヒデヒロ

1931年東京都生まれ。東京大学文学部卒。57年『満文老トウ』の研究で日本学士院賞受賞。現在、東京外国語大学名誉教授。その研究は中国史、モンゴル史、満洲史など広範にわたる。著書に『倭国』(中公新書)、『世界史の誕生』(ちくま文庫)、『モンゴル帝国の興亡』(ちくま新書)、『歴史とはなにか』(文春新書)、『中国文明の歴史』(講談社現代新書)、『この厄介な国、中国』(WAC BUNKO)など。『日本史の誕生』(ちくま文庫)など。

この本の内容

日本建国以前の列島の状況を知るには、当時の文献の活用が欠かせない。しかしそのことが、さまざまな誤解を生んできたのも事実だ。本書では、中国大陸の政治動向が列島に及ぼした影響をたどることによって「魏志倭人伝」「日本書紀」の成立事情を解明し、卑弥呼の出現、倭国王家の成立から日本建国までの倭人の実像を、世界史的視点で描き出す。

この本の目次

第1章 日本古代史へのアプローチ
第2章 『魏志倭人伝』とは何か
第3章 『日本書紀』の構造
第4章 初代の倭国大王・仁徳天皇
第5章 大和朝廷は実在しなかった
第6章 『古事記』と『三国史記』の価値
第7章 中国はアジアをつくる
第8章 奴国から邪馬台国へ
第9章 謎の四世紀
第10章 日本の誕生

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