モンゴル帝国の興亡

岡田 英弘

現代のユーラシア大陸の多くの地域はモンゴル帝国の継承国家である。草原の中から忽然と現れ、巨大帝国を作りながら歴史の後景に退いていったその跡をたどる。

モンゴル帝国の興亡
  • シリーズ:ちくま新書
  • 814円(税込)
  • Cコード:0222
  • 整理番号:314
  • 刊行日: 2001/10/18
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:256
  • ISBN:4-480-05914-8
  • JANコード:9784480059147
岡田 英弘
岡田 英弘

オカダ ヒデヒロ

1931年東京都生まれ。東京大学文学部卒。57年『満文老トウ』の研究で日本学士院賞受賞。現在、東京外国語大学名誉教授。その研究は中国史、モンゴル史、満洲史など広範にわたる。著書に『倭国』(中公新書)、『世界史の誕生』(ちくま文庫)、『モンゴル帝国の興亡』(ちくま新書)、『歴史とはなにか』(文春新書)、『中国文明の歴史』(講談社現代新書)、『この厄介な国、中国』(WAC BUNKO)など。『日本史の誕生』(ちくま文庫)など。

この本の内容

モンゴル帝国は東の中国世界と西の地中海世界を結ぶ「草原の道」を支配し、それによって世界史の舞台を準備した。もっとも帝国とはいっても、一人の皇帝が中心にいて全国を統治するというものではなかった。その内部の構造はどうなっていたのだろうか。そもそも、その巨大な帝国はどのようにして創られたのだろうか。今は歴史の後景に退いた、史上最大の帝国の過去と現在。

この本の目次

第1章 モンゴル帝国の建設(テムジン以前のモンゴル
テムジン・チンギス・ハーン ほか)
第2章 元帝国の発展(元の世祖フビライ
世祖の余慶 ほか)
第3章 西方のハーンたちと明朝・朝鮮(チャガタイ・ハーン家
イル・ハーン家 ほか)
第4章 オイラト時代(アリク・ブガ家の復讐
明の永楽帝の親征 ほか)
第5章 北元の復興(ダラン・テリグンの戦い
左翼と右翼 ほか)

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