開高健ベスト・エッセイ

開高 健 著 , 小玉 武 編集

文学から食、ヴェトナム戦争まで――おそるべき博覧強記と行動力。「生きて、書いて、ぶつかった」開高健の広大な世界を凝縮したエッセイを精選。

開高健ベスト・エッセイ
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,045円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:か-53-4
  • 刊行日: 2018/05/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:416
  • ISBN:978-4-480-43512-5
  • JANコード:9784480435125
開高 健
開高 健

カイコウ タケシ

1930年大阪に生まれる。大阪市立大を卒業後、洋酒会社宣伝部で時代の動向を的確にとらえた数々のコピーをつくる。かたわら創作を始め、「パニック」で注目を浴び、「裸の王様」で芥川賞受賞。ほかに「日本三文オペラ」「ロビンソンの末裔」など。ベトナムの戦場や、中国、東欧を精力的にルポ、行動する作家として知られた。1989年逝去。

小玉 武
小玉 武

コダマ タケシ

1938年、東京生まれ。神戸、横浜で育つ。62年、早稲田大学を卒業。サントリー株式会社(当時寿屋)入社。宣伝部で広告制作、『洋酒天国』編集を担当。のち広報部長、文化事業部長、TBSブリタニカ取締役出版局長(出向)を歴任。『サントリークォータリー』創刊、14年間編集長。2000年3月退職後、母校の参与と非常勤講師をつとめ、現在は同大学広報室参与・石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞事務局長。(09年まで戸板女子短大講師を兼任)日本文藝家協会会員。本書「『洋酒天国』とその時代」で第24回織田作之助賞受賞。ほかに『「係長」山口瞳の処世術』など。

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