13歳からの「学問のすすめ」

福澤 諭吉 著 , 齋藤 孝 解説

近代国家とはどのようなもので、国民はどうあるべきか。今なお我々に強く語りかける、150年前に書かれたベストセラーの言葉をよりわかりやすく伝える。

13歳からの「学問のすすめ」
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 924円(税込)
  • Cコード:0212
  • 整理番号:284
  • 刊行日: 2017/09/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:224
  • ISBN:978-4-480-68986-3
  • JANコード:9784480689863
福澤 諭吉
福澤 諭吉

フクザワ ユキチ

1835(天保5)年〜1901(明治34)年。著述家、教育者。「時事新報」発行人。近代日本最大の啓蒙思想家。慶應義塾の創設に力を尽くした。著書に『学問のすすめ』『文明論之概略』『西洋事情』『福翁自伝』など多数がある。

齋藤 孝
齋藤 孝

サイトウ タカシ

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。『声に出して読みたい日本語』(草思社)が話題を呼ぶ。『前向き力』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『仕事力』(ちくま文庫)、『13歳からの「学問のすすめ」』『新聞力』(ちくまプリマー新書)、『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』(ちくま新書)、『こども「シェイクスピア」』(筑摩書房)、翻訳書に『論語』『現代語訳 文明論之概略』など、著書多数。

著者に関する情報

小学生向け、一般人向けセミナー「齋藤メソッド」については、こちらへ。

この本の内容

新しい地平を切り開いていくのに必要なのは学ぶこと。それではどう学んで、生き方にどう結びつけたらいいだろう。明治初期から読みつがれている日本最強の教育書をもっともわかりやすくコンパクトな現代語訳と解説で伝える。

この本の目次

学問には目的がある―学問のあるなしで、人生の差がつくことが多いんだよ
人間の権利とは何か―人はみな平等で同じ権利を持っているんだ
愛国心のあり方―一人一人が独立してこそ初めて国も独立するんだ
国民の気風が国をつくる―勉強したことは社会のために!
国をリードする人材とは―文明をつくっていくのは国ではなく僕たち民間人なんだ
文明社会と法の精神―国は国民を守り、国民は法律を守る。それが約束である
国民の二つの役目―法律を守る。代表者を選ぶ。これが僕たちの役目なんだよ
男女間の不合理、親子間の不合理―自分の考えで人を思い通りにしようとしてはいけないんだよ
より高いレベルの学問―僕たちには文明を進歩させる使命がある
学問にかかる期待―現状に満足するな!大志を持って勉強し、世界と競おう!〔ほか〕

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