冠・婚・葬・祭
世はすべてこともなし…とは、
なかなか行かない。
成人、結婚、葬儀、お盆。当り前の儀式が当り前じゃなくなって、そのずれが露わになるからこそ、浮かび上がってくる人生の意味。4つの、今を切り取る物語。
世はすべてこともなし…とは、なかなか行かない。人生の節目節目で、起こった出来事、出会った人、考えたこと。いろいろあるけど、ちゃんと生きよう。そんな気持ちになる4つの物語。
空に、ディアボロを高く
この方と、この方
葬式ドライブ
最後のお盆
2010.11.27 washiroh
愉快に笑った
ぼくはこの著者の存在を直木賞受賞まで知らなかった。受賞作『小さいおうち』を読み、この作家を知らなかったなんて何ともったいない時間を過ごしてきたことかとあわてた。
で、あれこれ読んだひとつが本書。絶妙な語り口がみごとで、まことにおもしろい。殊に『この方と、この方』に描かれる若い人たちの「結婚志向」のありようには教えられることが多く、しかも愉快に笑った。
2008.9.03 浅見昌美
読み終えた後のすがすがしい気持ちや、なんとも言えない温かい気持ちになれ、すっかり中島先生のファンになりました。もともと女性作家が好きでしたので読む前から正直わくわくしていましたが、思ったとおり、冠・婚・葬・祭、4つの物語ともに細かい女性ならではの視点で、見事な描写で各々の主人公の気持ちや周りの状況が私の中で共感したり忘れかけていた事を思い出してくれたりと、本当に出会えたことに感謝しています。
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