シリーズ・全集

AIにはない「思考力」の身につけ方
─ことばの学びはなぜ大切なのか?
今井むつみ
著
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2,350
円978-4-480-01359-0
0374
1991/11/25
四六判
280
頁本書は、昭和を生きた名女形六代目中村歌右衛門というひとつの肉体のなかに体現された「近代的自我の運命」の栄光と悲惨の物語を鮮やかに描きだした歌舞伎論の名著である。昭和49年度芸術選奨文部大臣新人賞受賞作品。
歌右衛門―2つの事情
歌舞伎の構造―三角形の論理
中心の思想―団十郎家の系譜
神々の末裔―近代の宿命
近代人歌右衛門―洋髪の女
父と子―一つの椅子
初代吉右衛門―老いらくの恋
八ツ橋の笑い―ワライとエミ
笑いを喪った肉体―半四郎の部屋
笑いの発見―淀君の笑い
笑う肉体―歌右衛門
新しい世界―歌舞伎座の立女形
吉右衛門の死―解放された自我
「道成寺」変相―中心の孤独
肉体の幻想―三千歳の意味
荒涼たる光景―どこへ
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