星新一の思想 ─予見・冷笑・賢慮のひと

浅羽 通明

千篇を超える膨大な数のショートショートからエッセイまで全作品を読み抜き、本人ですら自覚し得なかった「思想」を浮かび上がらせた本邦初の本格的作品論!

星新一の思想 ─予見・冷笑・賢慮のひと
  • シリーズ:
  • 2,200円(税込)
  • Cコード:0395
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2021/10/12
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:448
  • ISBN:978-4-480-01738-3
  • JANコード:9784480017383
浅羽 通明
浅羽 通明

アサバ ミチアキ

1959年横須賀市生まれ。早稲田大学法学部卒業。みえない大学本舗主宰。著書に『アナーキズム』(ちくま新書)、『試験のための政治学』(早稲田経営出版)、『ニセ学生マニュアル』三部作(徳間書店)、『大学で何を学ぶか』『思想家志願』『知のハルマゲドン』(小林よしのり氏との共著)『天皇・反戦・日本』『右翼と左翼』『昭和三十年代主義』(以上、幻冬舎)、『教養論ノート』(リーダーズノート新書)、『野望としての教養』(時事通信社)、『「携帯電話的人間」とは何か』(宝島社)、『時間ループ物語論』(洋泉社)ほか多数。

この本の内容

星新一とは何か。シニカルにきらめく千余のショートショート。高度に知的なエッセイの数々。戦後日本をはるか遠方から問い直し、近代の人間観を解体しつくしたSF小説群。圧倒的な知名度にもかかわらず、あんなものは小説ではないとされ、批評の対象とされてこなかった。日本最初のSF作家にして懐疑的思索者たる星新一の全仕事を読み抜き、ポストコロナを生きるための哲学を浮かび上がらせた、壮大なる企て。

この本の目次

プロローグ―「流行の病気」『声の網』「おーいでてこーい」ほか
第1章 これはディストピアではない―「生活維持省」「白い服の男」「コビト」ほか
第2章 “秘密”でときめく人生―「眼鏡について」「雄大な計画」「おみそれ社会」ほか
第3章 アスペルガーにはアバターを―「地球から来た男」「肩の上の秘書」「火星航路」ほか
第4章 退嬰ユートピアと幸せな終末―「妖精配給会社」「最後の地球人」「古風な愛」ほか
第5章 「小説ではない」といわれる理由―「霧の星で」『人民は弱し 官吏は強し』「城のなかの人」ほか
第6章 SFから民話、そして神話へ―「マイ国家」「門のある家」「風の神話」ほか
第7章 商人としての小説家―「SFの短編の書き方」「とんでもないやつ」「第一回奇想天外SF新人賞選好座談会」ほか
第8章 寓話の哲学をもう一度―「老荘の思想」「SFと寓話」「いわんとすること」ほか
エピローグ―「錬金術師とSF作家」「小松左京論」「科学の僻地にて」ほか

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