あの世の事典

水木 しげる

創業70周年記念復刊

あの世にはいったい何が待ち受けているのだろうか? 世界中の人々が考えた あの世 のイメージを文章と絵でまとめた、恐怖の大霊界事典。

あの世の事典
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 858円(税込)
  • Cコード:0179
  • 整理番号:み-4-11
  • 刊行日: 1989/07/25
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:352
  • ISBN:978-4-480-02325-4
  • JANコード:9784480023254
水木 しげる
水木 しげる

ミズキ シゲル

1922年生まれ。鳥取県境港市出身。漫画家であり、妖怪研究家でもある。太平洋戦争時ラバウルで爆撃を受け、左腕を失う。戦後、魚屋、輪タク屋、アパート経営などを経て紙芝居を書き始め、のちに貸本漫画家に転じる。1965年『テレビくん』で講談社児童まんが賞を受賞。代表作に、『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』などがある。2010年文化功労者。

この本の内容

明日訪れるかもしれない“死の世界”。あの世で道に迷ったら、どうしよう!―戦火に追われ、恐怖にかられて考えめぐらした暗い時代。それにしても、世界の人々は“あの世”をどんな風に考えているのだろうか―古代バビロニア人の考える“あの世”、インド人の考える“あの世”、インド人の思い描いた“あの世”、アフリカの、チベットの、マレーシアの…。古今東西の“あの世”をイラストでつづる、水木しげる版「霊界めぐり」。地獄のような戦争体験から始まった“あの世”の“渉猟”によって、奇しくも生みおとされた“あの世エンサイクロペディア”。

この本の目次

翼を持つ神エナング―マレーシア
死の町の王―フィリピン
天使ガブリエルの導き―インドネシア・スマトラ島
闇の森の国―ハワイ諸島
海底の下界ポー―ニュージーランド
祝福の国の若がえりの湖―フォツナ諸島
空飛ぶカヌー―サンクリストヴァル島
崑崙山への昇仙―中国
先祖の住む世界―日本の根の国
ミルタの森の別れ道―古代ローマ〔ほか〕

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