漱石先生 大いに笑う

半藤 一利

漱石の俳句を題材に、漱石探偵の著者がにが虫漱石のもう一つの魅力を探り出す。展開される名推理に漱石先生も呵呵大笑。
【解説: 嵐山光三郎 】

漱石先生 大いに笑う
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 770円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:は-24-1
  • 刊行日: 2000/05/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:288
  • ISBN:4-480-03561-3
  • JANコード:9784480035615
半藤 一利
半藤 一利

ハンドウ カズトシ

半藤 一利(はんどう・かずとし):1930年生まれ。作家。東京大学文学部卒業後、文藝春秋社入社。「文藝春秋」「週刊文春」の編集長を経て専務取締役。同社を退社後、昭和史を中心とした歴史関係、夏目漱石関連の著書を多数出版。主な著書に『昭和史』(平凡社 毎日出版文化賞特別賞受賞)、『漱石先生ぞな、もし』(文春文庫 新田次郎文学賞受賞)、『聖断』(PHP文庫)、『決定版 日本のいちばん長い日』(文春文庫)、『幕末史』(新潮文庫)、『それからの海舟』(ちくま文庫)等がある。2015年、菊池寛賞受賞。2021年没。

この本の内容

漱石先生の名作・名品は小説ばかりではない。その生涯に発句二四五〇句余を残している。この中から風刺・諧謔あふれた句を選び、漱石探偵の著者が、にが虫漱石のもう一つの魅力を探り出す。曰く「落語好き」「相撲好き」「占い好き」…展開される名推理に漱石先生も呵呵大笑。

この本の目次

「春雨に」の巻(落語的世界
欠伸うつして ほか)
「夏雲と」の巻(銭湯の熱さ
厠半ばで ほか)
「秋風や」の巻(別れは方言で
銀杏の葉 ほか)
「冬の夜は」の巻(天からの便り
海を渡る達磨 ほか)

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