半藤 一利 ハンドウ カズトシ
半藤 一利(はんどう・かずとし):1930年生まれ。作家。東京大学文学部卒業後、文藝春秋社入社。「文藝春秋」「週刊文春」の編集長を経て専務取締役。同社を退社後、昭和史を中心とした歴史関係、夏目漱石関連の著書を多数出版。主な著書に『昭和史』(平凡社 毎日出版文化賞特別賞受賞)、『漱石先生ぞな、もし』(文春文庫 新田次郎文学賞受賞)、『聖断』(PHP文庫)、『決定版 日本のいちばん長い日』(文春文庫)、『幕末史』(新潮文庫)、『それからの海舟』(ちくま文庫)等がある。2015年、菊池寛賞受賞。2021年没。
半藤 一利 著
生きよ! 堕ちよ! 安吾は戦時下に何を考え、何を発言してきたのか。戦後の『堕落論』に至るまでの行動と発言を昭和史の大家が読み解き活写する。
文庫判 368頁 刊行日 2024/01/11 ISBN 978-4-480-43930-7JANコード 9784480439307
定価:本体900 円+税
在庫 ○
日本が戦争へと傾斜していく昭和前期に、ひとり敢然と軍部を批判し続けたジャーナリスト石橋湛山。壮烈な言論戦を大新聞との対比で描いた傑作評伝。
ちくま文庫 文庫判 320頁 刊行日 2019/04/09 ISBN 978-4-480-43588-0JANコード 9784480435880
定価:本体880 円+税
半藤 一利 著 竹内 修司 著 保阪 正康 著 松本 健一 著
第二次大戦後の日本は本当に自立できたのか。再軍備・講和問題・吉田ドクトリン・・・十五のテーマから語り尽くす、占領下から「独立」への道。
ちくま文庫 文庫判 480頁 刊行日 2018/07/09 ISBN 978-4-480-43525-5JANコード 9784480435255
定価:本体1,000 円+税
半藤 一利 著 保阪 正康 著
戦争の犠牲の上に成立した日本国憲法。まともな議論もなく変えられようとしている。明治憲法から現代まで、この国の軍事と政治など、昭和史研究の巨星が論ずる。
単行本 四六判 272頁 刊行日 2017/12/21 ISBN 978-4-480-84315-9JANコード 9784480843159
定価:本体1,600 円+税
「いま」を考えるための歴史へのアプローチ! 歴史探偵への目覚め、天皇退位問題の背景、アメリカの現在と過去・・・未来へ向けた歴史の学び方を語り尽くす。
ちくまプリマー新書 新書判 256頁 刊行日 2017/08/03 ISBN 978-4-480-68987-0JANコード 9784480689870
文豪か、帝大教授か・・・生涯の分岐点となった一年を福猫、半兵衛の目を通して描く表題作に、興味深い逸話を集めた「千駄木町の漱石先生」を併録。
ちくま文庫 文庫判 256頁 刊行日 2017/06/06 ISBN 978-4-480-43449-4JANコード 9784480434494
定価:本体720 円+税
在庫 ×
1952年、講和条約が発効し、日本は「独立」する。その独立の内実とそこに至る経緯は一体いかなるものだったのか。第一級の昭和史研究者たちが検証する。
単行本 四六判 416頁 刊行日 2013/08/08 ISBN 978-4-480-85806-1JANコード 9784480858061
定価:本体2,400 円+税
下町の悪がきだった少年時代、九死に一生を得た3・10の大空襲、長岡への疎開……「昭和」という時代の青春期を描く極私的昭和史エッセイ。
ちくま文庫 文庫判 288頁 刊行日 2013/05/08 ISBN 978-4-480-43062-5JANコード 9784480430625
定価:本体780 円+税
1945年からの7年間日本は「占領下」にあった。この時代を問うことは戦後日本を問いなおすことである。天皇からストリップまでを語り尽くす。
ちくま文庫 文庫判 304頁 刊行日 2012/08/08 ISBN 978-4-480-42965-0JANコード 9784480429650
日本の「占領」政策では膨大な関係者の思惑が錯綜し揺れ動く環境の中で、様々なあり方が模索された。昭和史を多様な観点と仮説から再検証する。
ちくま文庫 文庫判 304頁 刊行日 2012/08/08 ISBN 978-4-480-42966-7JANコード 9784480429667
破滅へと向かう昭和前期。永井荷風は驚くべき適確さで世間の不穏な風を読み取っていた。時代風景の中に文豪の日常を描出した傑作。 <br /> 【解説: 吉野俊彦 】
ちくま文庫 文庫判 368頁 刊行日 2012/05/09 ISBN 978-4-480-42941-4JANコード 9784480429414
定価:本体840 円+税
昭和十六年、東京下町の向島。すべてが戦争にくみこまれる激動の日々が幕をあけた。戦時下を必死に生きた一少年が何を考え、悩み、喜び、悲しみ、どう生きぬいたかの物語。
ちくまプリマー新書 新書判 192頁 刊行日 2010/02/08 ISBN 978-4-480-68832-3JANコード 9784480688323
定価:本体800 円+税
長州の奇兵隊を出発点に明治政府の頂点にたった山県有朋。彼が作り上げた大日本帝国の仕組みとは? 「幕末史」と「昭和史」をつなぐ怪物の生涯。
ちくま文庫 文庫判 304頁 刊行日 2009/12/09 ISBN 978-4-480-42666-6JANコード 9784480426666
定価:本体760 円+税
戦後日本の大枠は1945年から52年までのアメリカ占領下で決められたが、多くの謎や未解決の問題が残されている。その解明に挑んだ4人の専門家の白熱の討論の記録。
単行本 四六判 464頁 刊行日 2009/07/23 ISBN 978-4-480-85791-0JANコード 9784480857910
定価:本体2,300 円+税
戦後日本という時代に背を向けながらも、自身の生活を記録し続けた永井荷風。その孤高の姿を愛情溢れる筆致で描く傑作評伝。 <br /> 【解説: 川本三郎 】
ちくま文庫 文庫判 304頁 刊行日 2009/04/08 ISBN 978-4-480-42594-2JANコード 9784480425942
江戸城明け渡しの大仕事以後も旧幕臣の生活を支え、徳川家の名誉回復を果たすため新旧相撃つ明治を生き抜いた勝海舟の後半生。 <br /> 【解説: 阿川弘之 】
ちくま文庫 文庫判 384頁 刊行日 2008/06/10 ISBN 978-4-480-42443-3JANコード 9784480424433
昭和史の記憶に残すべき日々を記録した好評のシリーズ、戦後篇。天皇のマッカーサー訪問からベトナム戦争終結までを詳細に追う。
ちくま文庫 文庫判 368頁 刊行日 2007/11/07 ISBN 978-4-480-42389-4JANコード 9784480423894
昭和天皇即位から敗戦まで……激動の歴史の中で飛び出した名言・珍言。その背景のエピソードと記憶すべき日付を集大成した日めくり昭和史。
ちくま文庫 文庫判 368頁 刊行日 2007/07/10 ISBN 978-4-480-42349-8JANコード 9784480423498
ちくま文庫 文庫判 刊行日 2007/06/22 ISBN 978-4-480-42220-0JANコード 9784480422200
定価:本体5,250 円+税
在庫 切れ中
半藤 一利 編著
運命を分けたミッドウエーの海戦、ガダルカナルの激闘、レイテ島、沖縄戦……戦闘記録を中心に太平洋戦争の実態を探索するシリーズ完結篇。
ちくま文庫 文庫判 624頁 刊行日 2007/05/09 ISBN 978-4-480-42327-6JANコード 9784480423276
定価:本体950 円+税
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