蛙の子は蛙の子

阿川 弘之 著 , 阿川 佐和子

当代一の作家と、エッセイにインタヴューに活躍する娘が、仕事・愛・笑い・旅・友達・恥・老いについて本音で語り合う共著。
【解説: 金田浩一呂 】

蛙の子は蛙の子
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 660円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:あ-21-2
  • 刊行日: 2000/06/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-03568-4
  • JANコード:9784480035684
阿川 弘之
阿川 弘之

アガワ ヒロユキ

1920(大正9)年広島県生まれ。東京帝国大学卒業後、海軍予備学生として海軍に入隊。中国大陸で敗戦を迎え、1946(昭和21)年に復員。志賀直哉に師事し、「年年歳歳」で作家デビュー。すぐれた戦争文学を数多く発表する。「山本五十六」「米内光政」「井上成美」の海軍提督三部作、「志賀直哉」など、評伝文学においても大きな業績を残した。また食通、鉄道好きでも知られ、「きかんしゃやえもん」は児童文学のロングセラーとして読み継がれている。2015(平成27)年没。

阿川 佐和子
阿川 佐和子

アガワ サワコ

東京都生まれ、慶応大学文学部卒業。「情報デスクTODAY」「筑紫哲也NEWS23」を経て、1992年アメリカに遊学。帰国後「報道特集」のキャスターとなる。現在、「ビートたけしのTVタックル」「サワコの朝」などに出演、インタビュアー、エッセイストとしても活躍。「週刊文春」の「阿川佐和子のこの人に会いたい」は、長期連載中。著書に『あんな作家こんな作家 どんな作家』(ちくま文庫)、『ああ言えばこう食う』(檀ふみとの共著、講談社エッセイ賞)『ウメ子』(坪田譲治文学賞)『聞く力』『叱られる力 聞く力2』など多数。2014年、菊池寛賞受賞。

この本の内容

当代一の作家阿川弘之・エッセーにインタビューに活躍する阿川佐和子父娘が、本音で語りあう、初の共著。仕事・愛・笑い・旅・友達・恥・老いなど、時代をこえる15の主題をめぐってユーモアあふれるやりとりが展開する。「お金」の時代―汚職、贈賄、不倫、殺人があとをたたず、厚顔無恥の徒がはびこり、末世の様相の今日、人間らしい生き方や人生の豊かな愉しみ方について、さまざまな示唆を与えてくれる。

この本の目次

手紙について
仕事について
旅について
愛について
孤独について
友達について
怒りについて
笑いについて
歳をとることについて
自然について
恥について
学ぶということについて
義について
頭がいいということについて
言葉について

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